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「誕生日寄付×カターレ富山」第2期 寄付の贈呈を行いました

公益社団法人日本フィランソロピー協会は、プロサッカーJリーグクラブのカターレ富山と協働し、富山県内の子どもたちや、障がいと認められていないグレーゾーンの子どもたちへの支援を目的とした寄付活動「誕生日寄付×カターレ富山」を2023年5月13日から推進しています。

第2期にお預かりした寄付金の贈呈をご報告します。
第2期受付期間    :2022年11月1日から2023年10月31日まで
ご寄付いただいた金額 :257,343円
障がいを認定された子どもたちには様々な行政の福祉サービスがあります。一方で、認定は受けていないけれど、得意不得意に凸凹のあるために生きづらさを抱える子どもたち、いわゆるグレーゾーンの子どもたちを支援しているのは民間の団体です。今回は近年増加の一途をたどるひきこもりや登校拒否の子どもたちの支援を行なう2団体にお預かりした寄付をお届けしました。

特定非営利活動法人はぁとぴあ21(射水市)
《団体紹介》
不登校、ひきこもりなど、学校生活や社会生活を円滑に営む上で困難を有する子どもたちが対象のフリースクールの運営や、不登校の子どもを持つ親同士をつなぐサポートなどの活動を長く続けている団体です。放課後等デイサービスほか様々な支援を行っています。昼間に電車で通ってくる子どもたちが大人に不審がられないように、独自の学生証も発行しています。
《贈呈の様子》
2024年6月19日(水)、カターレ富山の大山武蔵選手とスタッフの方が、はぁとぴあ21の運営するフリースクール「フレンズ」を訪問。サイン入りの誕生日寄付目録を贈呈しました。小・中学生の子どもたちは大山選手と一緒にカードゲームをして遊んだりボールにサインをしてもらったりと、交流の時間を持ちました。初めての人には抵抗のあるお子さんもいたのですが、ひたむきに試合を戦っている大山選手の明るいオーラに引き寄せられたようです、と理事長の高和正純様に語っていただきました。
■大山武蔵選手のコメント
子どもたちと交流できたことはとてもいい経験になりました。たくさんの人に協賛していただいてこの活動がもっと広まれば良いなと思います。

認定特定非営利活動法人北陸青少年自立援助センター(富山市)
《団体紹介》
不登校、引きこもり、障がいなどの困難を抱えた青少年を対象とした、農業を通じた合宿型の支援を実施する団体です。グレーゾーンの子どもや若者が不登校や引きこもりになってしまうことも多く、共同生活寮の活動で農作業を通じた地域の方との交流から、社会参加の体験を重ねていきます。放課後等デイサービスの「ひこうき雲」という施設も運営しています。農業をベースに様々な活動を行ない、就労実習の場でもある農家レストラン「くるが」では寮生の育てたお米や地元の有機野菜を使ったメニューが食べられます。
《贈呈の様子》
2024年6月20日(木)、カターレ富山の今瀬淳也選手とスタッフの方が放課後等デイサービス「ひこうき雲」を訪問。カターレファンの職員の方が持ってきてくださったユニフォームやグッズを飾り付けて迎えてくれました。誕生日寄付の目録を贈呈した後は、小学生の子どもたちから今瀬選手への質問タイム。「好きな食べ物は?」「ショックをうけたことは?」などの問いに真剣に考えて答えてくれました。和やかな雰囲気の交流会は、子どもたちにとっても印象に残る出来事となったようです。
■今瀬淳也選手からのコメント
僕たちの活動が、少しでも子ども達の役に立てたなら嬉しいです。

「誕生日寄付×カターレ富山」は第3期として2024年10月31日まで募集中です。
ご自身や応援している選手の誕生日に、いのちへの感謝の気持ちを誕生日寄付に託してみませんか。皆さまの善意を集めて、カターレ富山と一緒に、富山県の子どもたちを支える活動を応援しています。より多くのサポーターや地域の皆さま、故郷の富山を離れて暮らす方々にも広くご参加いただけたらと思います。

誕生日寄付×カターレ富山 寄付はこちらから